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二月の日

 今日で二月も終わりだ。今月はいい歳して子どもの頃のようにラムネ菓子をもりもり食べている。いつも買っているものは最初あまりうまくないなあと思ったが、続けて食べていると気にならなくなった。今日は別のスーパーで別の種類のが二つあったので買ってみたが、期待していた味ではなかった。京都のみやげでもらったラムネがこいしい。
 土曜の忙しさの合間に国旗の話になった。ボツワナという国の旗は水色地に黒の横ラインが入ったもので、それは僕のイメージの色なのだそうだ。今日はなぜだか調子がよくて、朗らかに仕事ができてよかった。久し振りに晴れ間が見えて気分がよかった。来週はまた天気の悪い日が続くようだが、それが過ぎたときにはもう春だ。

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小雨の中を走る

 今日は、本社の統括担当者と異動についての話をした。行きたいなと思っていた新宿区は既に人員が固まっているそうで、淡い期待は脆くも崩れ去った。他に西の方の地域の館を提示され、明日また行って見て来ることにした。だが、まだ決心して異動先を検討しているわけではないので、心は晴れないままに昼飯を食べに行った。
 閉館後、東急ハンズに行ってぶらぶらし、タワーレコードに行ってぶらぶらした。目当てのものは売られていなかった。かわりにHMVに行ったが、結局欲しかったアモンデュールⅡの再発盤は一枚も目にすることができなかった。店頭には今日出ている筈なのに。世の中の熱心なドイツロックファンが買いさらって行ったのかもしれんのうと思った。
 イヤホンからは十代の頃の岩崎宏美の歌声が流れてくる。「アモンデュール、何処だ」と傷心のまま、面倒くさいので傘もささず、小雨の中自転車を走らせた。スーパーに立ち寄り豚肉やジュースを買い、家路についた。帰宅してから、携帯電話の使用停止を解除するため、未納だった先月分の明細を探したが見つからなかった。なので支払いも出来る督促状を持ってコンビニに行き、料金を払った。
 携帯が復活したので、今日提示された地域の図書館で働いている知り合いにメールを送ったりした。そのやり取りの間に、ナウ秋元作品の作詞を依頼した人物から前向きな返事があったりした。そして明日見に行く図書館のよい情報が得られたので、気持ちはとても前向きになったが、明日雨降りらしいのが残念だ。
 結局、携帯電話は通話機能がお陀仏になっていることが判明した。電池の持ちがかなり悪くなってきたが、前の携帯と同じくらい長い期間使えたらいいなあと考えていた矢先の事だ。でも機種変更はまだしばらく先になりそうだ。

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冬の街を歩く

 今日は目黒から恵比寿、代官山を通って渋谷まで歩いてみた。恵比寿ですき家を探したがなかった。近頃は月曜日にでかけると大抵すき家で食事をしていたので、残念だった。かわりに吉野家に入って豚生姜焼き定食を食べた。吉野家も値上がりしていた。寒い寒いと思いながら恵比寿まで歩いてきたが、飯を食うとあったかくなった。
 渋谷ではCD屋をうろついた。タワーレコードでは、はっぴいえんどの二枚を中心に、HQCDで再発売されたアルバムのコーナーが作られていた。鈴木茂が逮捕されてしまったが、触れようがないのか、売り場にはその事について書いたものは何もなかった。HMVでは『風街ろまん』が売り切れになっていた。店内ではユニコーンの新譜が流れていて、結構よさそうだった。
 帰りの山手線はえらい混雑だった。スーパーでニラと牛乳と菓子パンを買って帰宅した。そして豚肉の卵とじを作って食べた。その後伊藤さんの弟さんのライブ音源を聴いた。

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自転車で走る

 今日は休日だった。昼に起きて顔を洗ってパンを焼いて食った。岩崎宏美を聞きながら洗濯物を干したりした。
 夕方、行き方を調べてから新宿区立図書館を見に出かけた。異動先として検討するためだ。外は寒かろうと思い外出するのが億劫だったが、出てみるとそれほど寒くなかった。今年はしばらく振りにズボン下を履いて過ごしているので、寒さがしのげている気がする。例年、冬は室内でもつま先が冷えてやり切れないのだが、今度の冬は洗えるスリッパを買って靴下を履いていても裸足でもそれを履き、ズボン下も常に履いているので、足から冷えてたまらんということがほとんどなくなった。レッグウォーマーもあったらよさそうだと考え探したが、いいのがなかった。
 高田馬場の北で山手線の西から東側に出て、全然馴染のない大久保通りを走り、まず戸山図書館に行った。この図書館は戸山ハイツという大きな団地の中の施設に併設された図書館で、一帯には広い公園もある。そこだけ他の所と地続きでない空間みたいで、団地のだだっ広さはあまり心地よくなかった。施設の作りも、こちらの勝手な期待にそうほどきれいではなかった。図書館はきれいならいいということではないが、普通の図書館だった。
 次に、更に東に向かって中町図書館に行った。ここは住宅地にあって保育園などと同じ敷地にあるので和やかなイメージを持っていたが、到着してみると図書館は地下でガクッときた。地下だと日光も入らずさぞ暗い雰囲気だろうと期待せずに下りていくと、そんな思いとは逆に館内は明るかった。和やかなのは思っていたとおりで、利用カードを作ってもらった。それからしばらく椅子に座って本を読んだ。
 帰りに新宿に寄ったら、仕事帰りの人の群れがものすごかった。すき家に行ったらいつもある豚丼シリーズがないかわりに牛シリーズが安くなっていた。明治通りをグングン北上して池袋に行き、ファミリーマートで赤飯おにぎりを買った。米の食感と味全体はセブンイレブンに劣るが、小豆のシャリシャリ感はセブンイレブンにはないものだった。
 ジュンク堂でサケロック特集の雑誌などを買った。こないだタワーレコードに探しに行ったがなくなっていた号だ。前号なのでスリキズなんかがたくさん付いていたが構わず購入した。帰宅して飯を作る前にもりもり読んだ。今日の晩飯は豚肉の卵とじだった。そう言えば一昨日カレーライスをたっぷり食べたので、昨日はべん様がもりもり通られた。

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寝不足の日

 昨夜飯を食った後、思い立って楽器を手にレコーダーに向かった。3コードで特にひねりのない約2分程の曲の短い録音だったがいつものように時間がかかった。押弦する左手が疲れて、もたなくなっているのに月日の流れを感じた。そんなことをして過ごし、寝るのが随分遅くなってしまった。なので今日は一日しんどかった。ボーッとしたまま、家に帰って寝ることを支えに過ごしていたが、事務室にいるときにはすこしコックリやってしまった。あと一時間というときに都外の方から資料の問い合せがあり、20分くらい話すとさすがに目が覚めた。
 時間になり、スーパーでトマトや豚肉を買い、近くの店で大判焼きを一つ買って帰った。帰宅して大判焼きを食べながら昨日のデモを聴き直した。夜更しを後悔して、つまらないことをしたと思っていたが、聴いてみると悪くはなかった。録音したての時は、大抵悪い所には気付かないものだ。昔作ったヒゲ男の歌の仲間みたいな曲だ。
 大判焼きを食べ終わると布団に入った。しばらく寝て、起きて豚肉の玉子とじにチーズをのせて食べた。

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新宿をやたらと歩く

 今日は休日だ。新宿のすき家でお好み豚丼の大盛りを食べた。スピーカー用のケーブルを探して楽器屋をさまようが、欲しい長さのは今日も見つからなかった。その後靖国通り沿いの無印に行き、ウォールナットの小さい置時計を買った。 
「オレンジ色の服を着るべきだ」と妹が盛んに服の好みの変革を促すものだから、自分でもその気になって「オレンジ色のニットでも買ってみるかのう」と思い、店に行ってみた。服屋は春物だらけになっていて、オレンジやらやまぶき色やらピンクやらがあった。しかし実際に手にとって見るとこりゃ厳しいわいという気持になる。そうしていつものように、紺色やら水色やらに目が行くのだ。結局決められなかったので、カタログだけもらって店を出た。
 その後タワーレコードに行って、前に立ち読みしたサケロック特集の載っている雑誌を探したが見つからなかった。しょうがないと思いながらサケロックのアルバムを手にし、レジに行くと元気な中国人の女の人がやっていた。CD屋で外国人の店員と会うのは初めてだった。

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新宿のあらし

 夕方5時過ぎに図書館を出て、CDを買いに新宿へ行った。タワーレコードに行くとハ行のコーナーで仕事帰り風のロマンスグレー紳士がピーナッツのアルバムを手に持った店員と何やら話し込んでいた。店内ではユニコーンが流れていた。
 次に高島屋のHMVに行った。緑色の服を着た美人エレベーターガールのいるエレベーターに乗った。手前の11階で降りると催事特設会場が広いチョコレート売り場になっており、仕事帰り風の女性たちがわんさかいて男にはまるで異空間だった。
 HMVでもユニコーンが流れていた。新譜のしっかりした売られ方や取り上げられ様を見ると、つくづく恵まれた再結成だと思う。バンドが愛されていた証拠だ。HMVではピーナッツのアルバムを一枚買った。ディスクユニオンに行くと店が狭いせいか込んでいた。
 ニラが昨日でなくなっていたが、スーパーに寄るのが面倒だったのでまっすぐ帰宅した。腹がへっていたので、またトマトとチーズを使って適当に作って食べた。味もそれなりだった。

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タミオの話

 今日は休み明けの上に、近くの神社で節分のお祭りがあったせいか日中忙しかった。
 午後、カウンターにいると、中年の女性から、名前の綴りは定かでないがこの人の書いた本はないかとメモを見せられた。紙には「奥田民夫」と書かれていた。ちょっと考え、少し浮かれながら勇気を出して「ミュージシャンの奥田民生ですか?」と尋ねると、作家じゃないかと言う。漢字ではなく読み仮名で検索しても「民生」関連の資料しかヒットしない。この人は面白いからと人に薦められたのだそうだ。結局、バンド解散後の90年代半ばに出版された本を一冊予約してその人は帰っていった。
 事務室に戻り、「果して奥田民夫という作家が存在するのか」とカウンターでの出来事を話していると、近くにいた館長が「奥田民生?ユニコーンの?」と言う。館長の口からそんな名前が出るのに驚きながらも話を聞くと、再結成したことも知っていた。館長はユニコーンのことを「ユニークないいバンドだよね」と言い、昔勤務先が体育館だった頃、館内で有線やCD・カセットなどをかけており、その時に耳にした「雪が降る町」が気に入ってCDも買ったのだそうだ。この一件で館長を見る目が少し変わった。
 休憩になり、いつもの店に飽きたので大戸屋に行った。大戸屋には昔チケ交の帰りに皆でよく行った記憶がある。一人で行くのは多分初めてだった。大戸屋ランチというのを食べた。うまかったが、おかずが鳥の唐揚げに揚げ物がもう一つあり、勝手に肉の何かだと期待していたらカボチャのコロッケだったのが残念だった。
 夜、閉館してスーパーで卵やトマトやとろけるチーズなどを買い、岩崎宏美を聞きながら帰った。帰宅して豚肉とニラと玉ねぎの卵とじにトマトとチーズを加えて食べた。そこそこうまかった。