先日の苦情は、これまでで最も大きな問題に発展した。一つのミスが原因だった。間違いはどうしても避ける必要があったし、あらかじめ対策を取っておくべきだったが、それが出来ていなかった。現場の取りまとめ責任者になって二ヶ月で正念場を迎えている。いや、正念場は今年一年続く。
そんなだから、趣味の音楽どころではなくなった。それでも、自分の生活と仕事の区別は付けた方がいい。上司に報告書めいたものを送って、頭の中では仕事のことを考えながら、江古田・豊島時代によく聴いていたロックのCDを聴いて過ごした。久し振りに聴いたイエスの『危機』は余りの音圧のすごさにリピート出来なかった。
思い描いていた日々とは違う。これが現実だ、しっかりやらないといかん、ということだ。自治体にも会社にも、これ以上迷惑をかけられないし、スタッフの皆にも窮屈な思いをさせる訳にはいかない。一つ一つ取り組んで、日々を切り拓いて行こう。
月: 2012年4月
ニ連休の二日目の今日、職場から大きな苦情が発生したと連絡が入った。もしその苦情の原因が報告のとおりだとすると、ものすごい初歩的なミスによるものだ。該当スタッフには、数日前にしっかり自分自身で見落としがないようしっかりチェックしていこうと話したばかりだったのに。うまくいかない時もある、でもその一つ一つにきちんと向き合っていけば実りは得られる、と思って明日を迎えるしかない。
休みの間にギターでも弾こうかいな、と思っていたが、結局手にすることもなかった。そのかわりに、一年前の地震以来傾いたままになっていた本棚の本を整理し、机と棚の位置を変えた。今の部屋は狭いから、模様がえも簡単に出来ない。いや、ほとんど出来ない。にしても、少しでも片付くのは気分がいいもんだ。今朝はゴミ捨てに間に合わず、ゴミ袋が二つもたまってしまったが。
夕方、美容院の人に教えられ、目黒川の桜を見て帰った。満開・満開・満開だった。道行く大勢の人が立ち止まって眺めたり、写真を撮ったりしていた。あれだけの桜をいっぺんに見たのは、初めてかも知れない。
モーモールルギャバンの新譜を聴いた。歌が丹念に録音されている、という印象を持った。単に歌声の音程が安定している、ということなのだが。モーモールルギャバン、愛すべきバンドだ。パンツを脱ぎ捨ててどこへ行くのだろう。
20代の若い同僚が「一年前と同じような景色に見える」と言って行き詰っているようだ。何とか道を拓かせてやらないといかん。