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nikki

ご飯を作ってはみたけれど

 ガスコンロが届き、やっと家で飯を作れる環境が整った。それで昨日は仕事の後に勇んでスーパーへ行ったのだが(一方で弁当暮らしに慣れてしまって面倒さも感じながら)、取り揃えている品物が荒川でほぼ毎日行っていた近所のスーパーと違うのに土地の違いを感じた。にんべんのつゆの素もギャバンの胡椒もなかった。単に、イオン系のスーパーなので自社ブランドの品物が多いから馴染みのものがなかったのかも知れない。野菜はそこら中に地元産のものが並んでいた。肉も広島産のものがたくさんあった。東京では、地元の食材などをスーパーで見かけることはまずなかった。
 帰宅して、6年振りで慣れないガスコンロで味噌汁と豚肉卵とじを作ったが、火加減が分からずうまく作れなかった。今日は雨でスーパーに行けず、また豚肉卵とじを作ってみたが、うまくできなかった。前の家の台所はとても小さく、使い慣れるのに時間がかかったが、いつ頃からかすっかり馴染んで却って1.5倍くらい広い新しい住まいの台所に戸惑っている。しかし何れまた慣れるのだろう。
 明日は新しい職場の入社研修がある。大勢の人たちが集まる。部屋は、引っ越し後数日間の混乱からは脱したもののまだまとまりもせずにいる。取りあえずキーボードとレコーダーとスピーカーを出してみたが、音楽もまだ生活に馴染まない。とにかく今は生活を整えることが一番なのだ。

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左:昨日の晩飯。スーパーのレバニラ炒めを新品のレンジで温めたら中で飛び散った。
右:今日の晩飯。

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田舎町の暮らしがはじまる

 昨日は洗濯機、今日は電子レンジと本棚が届いた。あとはガスコンロが届けば、家で調理が出来る。新しい冷蔵庫の中にはたくさんのペットボトルやヤクルトなど、飲み物だけが入っている。外食ばかりの生活は早くおしまいにしたい。ジョイフルというファミレスの割引チケットばかりたまる。東京を発って10日経ち、まだそんな状況で生活が落ち着いたとは全く言えないが、ともかく一日一日は過ぎて行く。新しい土地で新しく出会う人々といっしょによい仕事が出来るだろうかとよく心配になるが、それは今まだ考えなくてもよいことなのだ。
 一昨日、昨日とジョイフルで晩飯を食べた。その後スーパーで弁当を買って、家でまた食べた。飯はよく食べる。今日は昼飯に上司とジョイフルに行った。夜は本棚の設置に時間がかかったのでファミレスには行かず、スーパーで買ってきた弁当を温めて食べた。広島のスーパーには、弁当と並んで当たり前のようにお好み焼きが置かれている。我が故郷のことながら、面白いというか何というか、よく分からない気持ちだ。それで今日は弁当のほかに1/2のお好み焼きも買って帰って食べた。電子レンジで温めたら容器が溶けてレンジの中が汚れた。でも回転トレイ型ではないから楽に拭き取れた。前の住まいで毎日がぶがぶ飲んでいたスジャータの赤ブドウジュースはどこにも置いていない。ガスコンロが届いたら味噌汁を作るのだ。アルミのコンロカバーも買わないといけない。そんな風に田舎の日々は始まり、過ぎて行く。