故郷に帰る人を送り出す

　今日、久しぶりに江古田に行った。
　駅と新江古田駅の間を歩いたくらいで何をしたわけでもないが、新江古田駅前がずいぶん変わっていた。交差点の角、信号を挟んでスーパーのマルエツとドラッグストアが隣り合って建っていた。マルエツは朝6時から深夜1時まで営業ということで、新江古田周辺が俄然便利になったような印象を受けた。バス通りを北上して少し右に入った所にはミラベルというスーパーがあった。それだけ、暮らす人が増えたのかも知れない。駅周辺の町が地下鉄の開通から10数年を経た今でも広がりを続けているかのようだ。
　江古田駅の方にあるパン屋のロクアーチェに行ったが、今日は休みだった。かわりに上野でパンを買って帰った。ところで先輩はパン好きを指して「パン欲」と呼んでいたが、その名も『パン欲』という本を図書館でみかけた。仲間内で使っている言葉を世間で耳にすることが時々あるが、パン欲という本が出版され、それが図書館に入れられて借りて行かれるというのは変な感じだ。