nikki

nikki

少年たちは何かを語る

今日は苦情の多い日だったが、おもしろいことも幾つかあった。苦情というのは起こるべくして起こるもので、こちらの不手際によるものならばお詫びするほかないが、どうも季節の変わり目に気候と関連した何かの流れを感じ取る類の人々がいて、そうした人たちが...
nikki

軽はずみな夢と台風の夜

何だかよく分からないうちに夏の日々が過ぎて行く。現在の配属館が来年で休館予定で、そこまで勤めたら仕事をやめる、ということばかり考えている。やめた後は何をするということもない。とても危険なことだ。ただ、積もり積もったものを捨て去って身軽になり...
nikki

サンダルで歩く

昼前、仕事の電話で起こされて何とも言えない休日の目覚めをむかえた。しばらくして飯を食って職場に連絡して用事を済ませた。 ぼんやりと過ごしながら、見た夢のことを思い出していた。夢の中で、ぼくは江古田のトキに行った。店内に入ると左手に二人掛けの...
nikki

川沿いを走る

休日はついだらだらと過ごしてしまうが、夏になるとふと荒川に行きたくなる。もう昼とも言えない時間になって、自転車でぶらぶらと荒川に行った。 土手や川沿いの広場の所々に、週末に開催される花火大会のテントや看板が設置されていた。数日前に土手を通っ...
nikki

すれ違う土曜日

今日はとても良い天気だった。夕方、職場の窓口はとてもこみあったようだが、自分が交代で入ったときには混雑も収束していた。一人の若い男性が「返すのが遅れていた」と言ってやって来た。着ているTシャツに「養命酒」と書かれているのに目を奪われて、長期...
nikki

車と冷蔵庫の春

今夜はずいぶん風が強かった。桜の花弁が風に吹かれて、建物の隅に追いやられていた。 春になると、来館者の中には苦情を言う人が増える。毎年そうだ。多分、どこの図書館も同じだろう。今日もちょっとした行き違いからそうしたお話を聞く機会があった。最初...
nikki

冬が過ぎて春になる

休日の今日、昼過ぎに起きて昨日作っておいた野菜炒めを食べ、上野のスタジオに行って久しぶりのピアノの感触に手間取りながら練習した。 上野に行くときは京成線を使う。日暮里の近くになって窓外の景色を見ていると、桜が咲いているのが幾つも見えた。蛇行...
nikki

春を迎える雨

夜、皿を洗って晩飯を食べようとしたら流しのフライパンの中でいてほしくない虫がお陀仏していてたまげた。暖かくなってきて、生き物たちも活動を始めるのだ。台所は危険だ。困ったことだ。 休日の今日は、一日家で過ごした。ときおり雨の音が聞こえたが、外...
nikki

唸りの朝は過ぎ、掃除する

早朝、目を覚ましたがまだ寝ていたかったから布団から出ずにいた。しかしウンウンうなってばかりで眠れず、しばらくして起きて職場にメールを送り、その後とりとめもなく時間を過ごして再び寝た。 12時頃また起きて飯を食い、しばらくぶりの部屋の掃除にと...
nikki

故郷に帰る人を送り出す

今日、久しぶりに江古田に行った。 駅と新江古田駅の間を歩いたくらいで何をしたわけでもないが、新江古田駅前がずいぶん変わっていた。交差点の角、信号を挟んでスーパーのマルエツとドラッグストアが隣り合って建っていた。マルエツは朝6時から深夜1時ま...