カテゴリー
nikki

野菜は生きている

 今日は久々にご飯を持って出かけた。
 昼、おかずを買いに行こうとバッグから財布を出そうとすると、中に入っていなかった。副主任に言って共益費から300円借り、スーパーへ行った。焼塩鮭と春巻き二本で298円だった。
 夕方、仕事中に『やさいは いきている』という絵本を立ち読みした。この本を立ち読みするのは今日が初めてではない。借りて読んだらいいのだが、今年のおすすめ本リストに入っているため人気があるようで、子どもから横取りにすることになりそうで気が引けるので、おとなしく立ち読みで済ませている。この本は、野菜の切れはしがどのように育っていくか写真で紹介したもので、ぐんぐん芽を出し葉を広げていくその姿にはたまげるばかりだ。人参の切れはしを育てるのはこれまでに何度もやってきたが、この本には「そんな野菜でも切れはしから芽を出すんか」と、人参しか知らないでいた身には驚くほどたくさんの野菜が載っている。これを読んで「よしやってみよう」と思い、まず小さいキャベツの切れはしを空き瓶のフタに入れ、その数日後大きいキャベツの切れはしを発泡スチロールのトレイに置いた。
 しばらくたって、今はもう小さいキャベツはない。窓を閉め切ったまま出かけた日に、帰宅するともともと残っていた葉が茶色くなっていた。それでも小さい葉が出ていたので、それからも毎日水をかえていたが、この間ふと見ると小さいハエがたかっていたので退治しようと指でハエを追うと、キャベツに触れた。そうすると中がどうかなっているようないやな感触がして、これは腐っているのだということが分かり、ハエがたかるのも尤もだと思って残念だが燃えるゴミでおさらばした。
 今、人参が10cmほどヒョロヒョロと伸び、キャベツは片側からきれいな葉が二枚出て伸びている。
 その一方で、昨年からうちにあるポトスが最近元気がない。冬にたくさん付いていた白い虫が、また出だした。土の中にはわけの分からん卵みたいなのが付いている。いっそ新しい鉢を用意して、土を入れ替えた方が良さそうだ。葉もたくさん虫に食われている。
 仕事が終わる頃、一昨年同じ館にいて同じ時期に今の図書館に移ってきた非常勤職員の人と、あの頃はやはり楽しかったと戻らない日々のことを懐かしんだ。12月には元同僚がワーキングホリデーから帰ってくるので、その頃にまた集まりがありそうだということだった。
 夜、実家から近頃まれに見る大量の荷物が送られてきたのでたまげた。それから豚肉とニラの卵とじを作り、トラフィックを聴きながら食べた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です