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nikki

日用品と子どものような日々

 綿棒がなくなって一週間が経った。毎日風呂に入るたびに使っていたからどうしたものかと思いながらも、「試して合点」で「耳かきはやり過ぎるとよくない」ということが言われていたので、それを支えに綿棒のない日々を過ごしてきた。しかしこのまま持たずに暮らしてはいけそうにない。近所のスーパーには置いておらず、仕方なく仕事帰りにこの一年半行くことのなかった駅の近くのスーパーに行った。
 2階の日用品コーナーを探し回ったが置いていないので、レジの人に聞いてみた。すると1階のレジ前に置いているということだった。久しぶりの店内は特にレイアウトがかわった様子もなかったが、いろいろ眺めながら、この街に引越してきた当初の暮らしを思い返していた。ここで暮らし出した頃、部屋が余りに片付かず、台所を使うのを諦めていたので、晩飯はいつもこのスーパーの弁当を食べていた。夜になると安くなるパンもよく買っていた。今日は弁当は残っていなかったが、パンは以前とかわりもせずに並んでおり、一つ買って帰った。
 帰宅して、昨夜作っていたおかずを温めて食べた。その後ちょっとファミコンをやった。ずっとしまったままだったのに、今年になってから急にやりたくなり、今では毎日のようにやっている。正月に実家に帰った時に、桃鉄をやり、置いてあったファミコンのゼビウスを見て「久しぶりにやりたいな」と思ったのがきっかけだったと思う。十字ボタンを押す左手の親指の関節の表面が固くなってきた。昔、一生分やりきったと思っていたが、飽きもせずによくやるもんだ・・・。
 テレビではNHKが震災を題材にして若者の群像を描いたドラマを放送していた。じっくり見入った訳ではないが、動きのある画面と音楽が妙な魅力を持っており、後で調べたら「あまちゃん」の音楽を担当したのと同じ人だった。地震の前の暮らしには、対して被害のない東京であっても戻りはしないのだ。今日と明日を健康に生きることだ。

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