今日は社内の合同研修みたいなのに行った。電車の時間は間に合ったが、慣れない港区で会場が分からず、結局最初の社長の話は5分しか聞けなかった。新しく責任者になった人の名前が呼ばれたそうだが、自分のときは返事がないので「遅刻か~」と思った、と、後から複数の知人から言われた。昔お世話になった上司にも会った。あの頃はたくさん迷惑かけたな、と当時の上司と同じ役職についた今振り返ることが多いが、そんなことを伝えることも出来なかった。
日々は、何をしてもしなくても同じように過ぎていく。同僚との揃わぬ足並み、クレーム対応、自治体からの風当たり、いろんな問題があるが、毎日の中でそれらに何らかの形で向き合う必要がある。自分はちっぽけな一人だなあ、と感じたが、明日からはまた現場でやることをやる日々だ。今日参加していた人たちも、それぞれ明日から同じなのだろう。夕方、日が昇っているうちに帰宅したが、いつも夜の帰り道でしか見ない街並みが思いのほか素敵だと感じた。
月末は忙しい。今月はその上普段ないことが三つ追加される。来週はモリモリ一週間だ。家で仕事をしないで済むように上手に配分できれば、もっと楽器を弾く時間が出来るのに。なんてことを思いながらストラトキャスターを爪弾いたり、ジュディ・シルやモーモールルギャバンを聴いている。
ジュディ・シルは活動期間が短かった上早世したためか、生前に残した2作品の充実ぶりにもかかわらず、著名なシンガーソングライターとして取り上げられることはほとんどなかったのではないだろうか。自分も、数年前にThe Whoの記事目当てで買った海外の音楽誌のフォーク関係記事で初めて知ったくらいだった。一聴の価値あり、と思う女性シンガーソングライターだ。
カテゴリー