パソコンの調子があまりに悪いので、奮起してボタン電池の交換に取りかかった。この挑戦は二度目になるが、一度目はフタを外すくらいで何も出来なかった。
ボタン電池の交換が必要と考えたのは、以前起動時によく出た妙な画面が電池の残量が少ないことを示すもので、調べたら早々に交換しないといけないようだったからだ。とは言え、そんな画面が表示されることは数年来続いていることだった。今回はさすがに危ない予感がしたから、前以てほとんどのデータのバックアップを取っていたこともあり、勢いで作業を始めた。
果たしてボタン電池の交換は成功した。電池は随分取り出しづらいところにあった。ハードディスクとか電源部とか、いろんなパーツに囲まれたほぼ中心部の、回線の下に取り付けられていた。最初、それが電池だとは分からなかったが、周りを見てもどうにもそれらしいものがないし、電池じゃなかったらしょうがないわいとドライバーを突っ込み、やっとこさ取外した。電池を取り除いてやっと交換用の電池を用意したが、すぐには見つからなかったから外に買いに行くことも考えた。結局、引き出しの中に入っていたのを見つけた。
作業中、何のためのものか分からないパーツが基盤から外れていたが、コンデンサー等ではないようだし、分からないものはどうしようもないからとりあえず付けておいた。そうして外したものを組み立て直したら、ネジが4本残った。仕方ない。
電源を付けたら、今まで頻発していたような画面のフリーズといったこともなくなった。パソコンの不調の原因は電池の問題だけではなかったかも知れないし、ボタン電池の交換で状態がよくなったともまだ言い切れないが、内部のファンの埃も取ったし、これからは安定して動いてほしい。
カテゴリー